駅メモ 赤新駅時短取得方法

駅メモで、取得難易度が高めの路線を中心に、取得方法を書いています。

赤羽横浜ルーレット(UTL SSL)の使用乗車券

イベントなどでよく、赤羽~横浜~赤羽のルートを、湘南新宿ラインSSL)と上野東京ライン(UTL)で周回ルーレットしてポイント稼ぐ手法が使われます。

ただ、使用可能乗車券類が情報乏しく、「フリーきっぷが絶対に要る」「乗車券では不可」など、いろんな説が飛び交ってたように思います。

ルーレット区間の規約について調べましたので、ここに書き留めておきます。

 

(2024/12時点の情報です。  今後規約が変わる可能性あるので、実行前に、Yahoo!乗換案内や駅すぱあとなどで、予定大回りなどの運賃を調べてから実行するのをお勧めします。)

先に重要留意事項と可否実例を簡単に書きます。

⚠️重要留意事項⚠️

♥️大回りではない赤羽~横浜間片道乗車は、赤羽~横浜の乗車券か定期券を持っていれば、UTL、SSL どちらに乗っても良い。

定期券ならば、UTLSSL連続乗車は大回りでは無く片道二回乗車なので、下記🔷の留意事項関係無くなり、改札出ることなくルーレット可能。

【以下、大回りの場合のみ】

♥️ルーレット北側  SSLは池袋~田端~王子~赤羽と東北本線を走るが、埼京線を乗ったと見なされるので、王子~赤羽を重複乗車しても大回り利用可能。

🔷ルーレット南側  SSL 西大井~大崎は、品川を経由したとみなされるので、UTLで前後に品川を通る大回りは二度品川通過するので大回り不成立

🔷ルーレット南側  SSLとUTLは鶴見~横浜で重複だが、分岐駅特例があるので条件付きで大回りでも横浜折返で鶴見まで重複乗車可能。条件は、武蔵小杉か新川崎か西大井で改札を出ること(もしくは武蔵小杉から南武線を北上)

 

⚠️以上を踏まえた実例可否⚠️

【赤羽〜横浜〜赤羽 全区間ルーレット】

1️⃣赤羽~東京〜横浜UTL定期券→⭕️

2️⃣赤羽~新宿〜横浜SSL定期券→⭕️

3️⃣赤羽~品川~横浜〜武蔵小杉〜新宿〜赤羽エリアを含むフリーきっぷ→⭕️

4️⃣上野→東京の乗車券で赤羽、横浜、品川経由、東京までの大回りする

→❌

 

【一部区間大回り乗車

5️⃣上野〜西大井の乗車券で西大井まで大回り

(UTL横浜、SSL武蔵小杉経由)⭕️

6️⃣新宿〜大井町の乗車券で大井町まで大回り

SSL横浜、UTL川崎、京浜東北線経由)⭕️

7️⃣上野〜大崎の乗車券で大崎まで大回り

(UTL横浜、SSL武蔵小杉経由)❌

8️⃣新宿〜品川の乗車券で品川まで大回り

SSL横浜、UTL経由)❌

9️⃣(南武線参考)大井町〜田町の乗車券で、川崎、武蔵小杉、大崎、品川を経由する ⭕

(詳細省略するが、大崎~品川にも分岐駅特例あり、このケースでは蛇窪信号所=品川→大崎→品川と二回通っても大回り成立。 また、鶴見~横浜を乗っていないので西大井下車不要)

 

【ルーレット北側区間大回り乗車

🅰️上野〜池袋 (尾久、赤羽、SSL経由)⭕

【ルーレット南側区間大回り乗車

🅱️恵比寿〜新橋を武蔵小杉と横浜経由 ❌

🅾️恵比寿〜川崎を武蔵小杉と横浜経由 ⭕

 

となります。

以下、留意する特例などを解説します。

 

🍒ルーレット全般

✅赤羽〜横浜を含む乗車券と定期券では、UTL、SSLどちらに乗っても大丈夫です。1️⃣2️⃣

ただし(途中下車可能な手段の場合)選択した経由ルート内の駅以外は途中下車できません。例えばUTL経由の定期券で、SSLは乗っていいけど新宿では改札を出られないわけです。

2015年春の上野東京ライン開設ダイヤ改正時に、この運用が始まったようです。

 

🍒ルーレット北半分赤羽側

SSLは赤羽〜東北本線で王子〜田端付近〜山手線沿いを通って池袋(赤線)と走りますが、埼京線(水色線)に乗ったと見なされます。


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なので、埼京線に乗らなくてもUTLSSLに乗れば、池袋〜赤羽〜上野の大回りルーレット成立します。

1️⃣2️⃣3️⃣🅰️

 

🍒ルーレット南半分横浜側

✅⚠️重要⚠️

西大井〜品川と西大井〜大崎に分岐する、蛇窪信号所がありますが、


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蛇窪信号所を経由して大崎に向かった場合、横須賀線経由で品川駅を通ったと見なされます。

画像で言うと、SSLは赤線を通りますが、乗った経路は、なんと青と水色の線のルートで品川駅を通ったと見なされます。

ですので、SSLで西大井から先に行くと、品川と大崎を両方通ったことになります。

先か後に UTLで品川を通る場合、改札を出ずにSSLで大崎〜西大井を乗ると、品川を二回通ったことになり、大回り不成立となります。

4️⃣7️⃣8️⃣🅱️

(おそらく、SSL横須賀線より後に出来たけど、システム改修の費用節約などで、蛇窪信号所~大崎のルートに運賃計算キロを付けずに品川経由にし続けてるのだと思います)

 

✅⚠️重要⚠️

鶴見〜横浜〜武蔵小杉 分岐駅特例があり。 このために、UTLとSSLを連続して折り返し乗車すると、鶴見〜横浜を二度通るけど条件付きで大回り成立となります。

 

その条件の規約文章が少し複雑ですが、


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大回りルーレット対象区間で言えば、京浜東北線東海道線の蒲田以北から南下して横浜で折り返しSSL横須賀線に乗車したら、武蔵小杉か新川崎か西大井で改札の外に出ないと、鶴見~横浜~武蔵小杉と折り返せる特例を適用出来ません。

該当文言の、西大井は 「以遠」と書いてないのがミソです。また、武蔵小杉以遠と書いてあるのは、南武線武蔵中原方面を指しています。

大森や蒲田から横浜まで行って折り返して大崎に直接行くと大回り不成立となります。

4️⃣7️⃣8️⃣🅱️

(所定エリア含むフリーきっぷ、定期券は大回りでなくフリー区間内乗車ですので大丈夫です。)

 

なお、鶴見~横浜を乗らずに、川崎から南武線で武蔵小杉に向かえば、西大井で降りなくても良くなります(蛇窪信号所と品川の二回通過は注意)

9️⃣

 

以上です。